読書会
拙者の友人で読書会というものを自分で企画し、開催している人がいる
読書会とは、50分の昼休みのうち、
はじめの30分間読書をし、
最後の10分間で読んだ内容を各々まとめて他の参加者に伝えるというものだ
だいたい一回の参加者は3~5人くらいである
この読書会はとても参加する価値のあるものであると思っている
人に説明しようと思ってする読書はなかなかハードなものだ
なぜなら人に説明するためには、
自分が本当に理解していなければならないからである
相手に説明しようと思いながら読むことで、
普段の2~3倍は時間がかかるような気がする
読書会に参加したことで、
普段自分がどれだけ適当に本を読んでいたかがわかってしまった
しかし、そうやってしっかり読んで他人に説明した本は記憶に定着しやすいのだ
さらに、読書会に参加することで
普段自分が読まない本のことも
他の参加者が紹介してくれるので
自分の知識が広がるし、
他の人の考えも共有されるので
とてもいい刺激になる
さらにさらに、
読書会の参加メンバーに大学教授もいらっしゃるので
本についての簡単な解説もしていただけて、
難しい本のことでもなんとなく理解でき、
プラスアルファの知識も備わるので
非常にありがたい
読書会を企画した彼は、
自分がわざわざ読まなくても
他の人が本を説明してくれることで
自分がその本のことを知れるからという理由で始めたようだが、
この読書会はそれ以上の恩恵を受ける事ができているので
本当に有意義な時間を過ごせるものなのだ
彼は読書会のキャッチコピーに
「読書会に参加することで知識も友達も増えること間違いなし」
と書いてあるが
本当にそのとおりだと実感する