「あなた」の心の中で生き続けたい

感じたこと経験したことを「あなた」に知ってもらうためのブログ。

ブラックバイトをした話

こんばんは

 

 

今日は拙者が以前ブラックバイトをした話をします。

 

これは大学受験が終わった3月の話。

少しお小遣いがほしいなと思って派遣のバイトを探していたとき、

「パンにレタス挟むだけの簡単なお仕事!!」

と書かれた紹介文を見つけました。

 

非力で不器用だけど単純作業は割と得意な拙者はこう思いました。

これだ!これなら拙者にもできそうだ!

 

時給はそんなに高くなかったのですが、

とりあえず応募してみるとあっさり受かりました。

楽そうだったので思い切って8時間勤務にしました。

 

当日

電車を乗り継いで無事にバイト先の工場にたどり着いた拙者は、

拙者と同じく新人のおばさん二人と一緒に衛生講習を受けました。

 

さぁレタスにパン挟むぞ!と意気込んでいた拙者でしたが、

「君はこっち!!」

と社員さんに言われて、新人のおばさんとは別のところに連れて行かれました。

 

そこで拙者に待ち受けていたのは

パンもレタスも一切出てこないゴリゴリの肉体労働でした。

 

どんな仕事かと言うと、

工場で作ったお惣菜をコンビニなどの商店に発送する仕事で、

拙者たちは発送をする準備をしました。

一個1.5キロぐらいあるかごを120個ぐらいレーンに並べ、

その上に商品をおいていくという作業をするというものでした。

 

そんな肉体労働を8時間やらされるとも知らなかった私は心身ともにへとへとになり、

帰り道には泣きそうになっていました。

 

 

しかし、そんな現場があるということは

普通の高校生だった拙者は1ミリも知らなかったわけで、

その現場の人が毎日1分1秒でも早くしなければと急いでいるから、

コンビニでお昼ご飯を食べることができているのだと知りました。

 

それと同時にお金を稼ぐということがこんなにしんどいことで、

バイトをすることは社会に顔だけひょっこり出すようなことであるということも知りました。

 

トータルで見ると聴いていた内容と違うことをやらされてとてもしんどかったのですが、

拙者にとってはとてもいい経験になりました。

 

 

 

でもやっぱり、ブラックバイトにはもう騙されんぞと誓った拙者でした。