「あなた」の心の中で生き続けたい

感じたこと経験したことを「あなた」に知ってもらうためのブログ。

備えあれば憂いなし día19 〜サンティアゴ巡礼の記録〜

こんばんは


ただいま18時50分アルベルゲのベッドの上。
19時になるとバルに行って軽くタパスを食べに行きます(2回目)

今日はベルシアノス・デル・レアル・カミーノ〜マンシージャ・デ・ラス・ムラス(Bercianos del Real Camino〜Mansilla de las Mulas)
名前が長いですね。

今朝は7時45分に起床。
寝坊です。
昨日の夜、手から醤油の匂いがしてなかなか眠れなかったせいかな。
他の巡礼者が出て行った後で、普段なら聞こえる物音さえも聞こえなかった。
朝はいつも通りカフェテリアに行く。
朝のcafe con lecheは外せんなぁ。

昨日からなんとなくわかってたことやったけど、天気が悪い。
曇り空で雨もぽつぽつ、風も強い。
考えうる最強の雨対策をしてアルベルゲを出る。
雨は気分が盛り下がるけど、1人で歩いてるとそこまで下がりはしないことに気づく。
2人で歩いていると、2人分テンションが低くなるからな。
風も強いけど、最初は南から吹く風が強かっただけで、向かい風じゃないだけまし。
結局雨はそこまで強くならずにすぐやんだ。
ひとつ目の街を通りすぎた後から、よく見ると遠くの方に青空が見える。

もしかしたら晴れるかも。
そんな気持ちで歩いているといつのまにか向かい風になってる。
一昨日よりはましやけどやっぱり向かい風はきついな。
ちょっと坂を登るともっと風が強くなる。


あぁ全然進まんしきついなぁ。
いらいらするなぁ
もぉ〜〜〜

と思った時に牛。
牛は人間に気づいたらガン見してくるな。
ピュアな表情がかわいい。

今日の目的地であるマンシージャに14時過ぎに着く。
泊まる予定だったキッチン付きのアルベルゲが、実は6キロ先の違う街にあったので、しかたなくキッチンなしの別のアルベルゲに。
しかし、そのアルベルゲに辿り着けど、開いている気配がない。
ノックしても人が出てこないし、明らかに閉まってるし。
ドアに電話番号が書かれてるけど、スペインの電話は繋がらない。
通りすがりのスペイン人にお願いしようと思うけど、スペインは通りすがらない。
これは次の街に行くしかない、そう思うけど、開いてるはずのアルベルゲが開いていないので、疑心暗鬼になってなかなか先に進む決心がつかない。
そんな感じでアルベルゲの前でもにゃもにゃしてると、中から人が。
いや、開いてるんかーい!
でも今オーナーはいないらしい。
開けてもらったので、中に入ると、昨日一緒だった奈良の子もいた。
もうちょっとで次の街に行ってしまうところだったのでよかった!
助かった!

晩飯はバルをはしごして、スーパー“dia”に行ってパンと行動食を買った。
スペインでのいつも通りの日常が送れることに感謝ですね。
そんなことより、私の愛用している杖が、そろそろ壊れそうで不安。
明日はレオン(Leon)というコンポステーラの前の最後の大都市。
もしいい杖に巡り会えたら、終盤に向けて買い換えようかなと思うのであった。
明日の天気予報は雨と豪風

今日の歩数は42905歩。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Compostela)まで残り331.7キロ。
それでは。