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巡礼中に昨日のことを言うと神が笑う día18 〜サンティアゴ巡礼の記録〜

こんにちは


ただいま18時17分アルベルゲのベッドの上。
今はレンジでチンしてリゾットを作っている最中です。

今日はレディゴス〜ベルシアノス・デル・レアル・カミーノ(Ledigos〜Bercianos del Real Camino

今朝は7時半に起床。
昨日は21時過ぎに寝たんやけど、歩いてる夢を見てぱっと目が覚めるとまだ1時。
夢にまで巡礼が出てくるようになりました。
今日は17キロの予定だったので、そんなに眠かったわけではないけどギリギリまで粘る。
準備をして、アルベルゲと併設のバルへ。
cafe con lecheとチョコのパンをいただきいざゆかん。

今日は昨日とは違って一本道ではない。
風も落ち着いているので、昨日みたいに帽子のツバがずっと天を仰いでいるようなこともない。
このうねうねの道久しぶりの景色な気がする。



最近は慣れてきたので休憩なしでも20キロ弱歩けるようになった。
荷物が軽いだけなのだろうか。

そして、新たに日本人にも会った。
彼は奈良に住む大学1年生で、落ち着きながら旅ができるという理由で歩いているらしい。
まぁたしかに野宿よりは落ち着けるやろうけど、結構忙しない旅やと思うけどね。
夏休みには鹿児島から青森までチャリで行ったらしい。
高校時代にも北海道縦断をしたらしい。
連れと同様に生粋のアウトドアな人やな。
彼の驚くべき点は、17日にサンジャンピエドポー(Saint-Jean-Pied-de-Port)を出発したということ。
自分たちが13日に出発したということを考えると驚異的なスピードだ。
彼は、自分たちが遭遇した日本人大学生と最初は共に歩いていたらしい。
日本人大学生がブルゴス(Burgos)の祭りに行くためにバスを使ったけど、彼はせっかくやし歩いたらしい。
結果ブルゴスに着くも、祭りの開催期間には間に合わず。
これが本当の後の祭り。どっ

そんな彼と歩いているとあっという間にサアグン(Sahagun)へ。
スペインではHはア行なのでローマ字でサハグンと書いてサアグンと読む。
だからHashimotoもアシモトになる。
時を戻そう。
サアグンは今日泊まる予定の街だった。
5€でキッチン付きのアルベルゲがあるし、そこそこ大きい街やし。
泊まる予定のアルベルゲまで行くと、
今日は開いていないので違うところに行ってください、それと他のアルベルゲの場所が記された紙が貼られていた。
仕方がないからそこに行くと、そこは3月2日からしか開いていないらしい。
そんな感じでサアグンには開いているアルベルゲがなかった。
次の目ぼしい街は10キロ先。
でもまだ12時やから全然おけ。

いちおうスーパーに寄っておこうということで、スペインのすごいスーパー“dia”へ。
私はパン2つとお水1Lを購入。
パンは普通のパン屋さんなら1つ1€くらいしそうなものを2つ買って1€いかんくらい。
物価が安いんかね?
1つはその場で食して、もう1つは行動食に。
行動食を入れる用の袋もパクってきた。

10キロ歩いてベルシアノスに到着。
思ってたよりも小さな街。
アルベルゲはバルと併設でキッチンもコンロもある。
お風呂に入ってバルへ行く。
ビールはもちろんおいしいんやけど、最近欲が出てきて、タパスやピンチョス(どっちもおつまみみたいなもん)がおいしくないと満足できんくなってきた。
今日はこんな感じ。

これで1.4€やから激安ではあるんやけど少し物足りんね

晩ご飯はツナ缶でリゾットを。
味付けは醤油とだしの素で。
ツナとお米とお水と醤油だしの素を耐熱皿にぶっ込んで、ラップして電子レンジで16分。
チーズを入れて2分くらい蒸らして完成!

お米の芯がちょっと残ってる気がするけど、味的にも問題なし。
美味なり。
あれ?
でもこの料理やったらコンロいらんくね??
昨日電子レンジあったくない??
なーんて野暮なことを言うのはよしましょう。
巡礼中に昨日のことを言うと神が笑うぜ?

今日の歩数は43537歩。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Compostela)まで残り358.5キロ。
それでは。