巡礼史上最高のアルベルゲ　día14 〜サンティアゴ巡礼の記録〜

こんばんは

ただいま19時27分アルベルゲのベッドの上。
今日のアルベルゲはばり当たり。
後で書きます！

今日はラベ・デ・ラス・カルサダス〜カストロヘリス（Rabe de las Calzadas〜Castrojeriz）

朝は6時半に起床。
というのも、16時過ぎまで歩いていると日差しが強くてしんどいので、早めに出発して14時までにアルベルゲに着いているのがいいと思ったわけです。
日本では一番気温が上がるのが14時くらいやけど、スペインではたぶん16時ごろ。
スペインの方が全体的に2時間後ろにずれ込んでると思ってくれたらいいですね。
やから朝食食って7時40分にアルベルゲを出るとまだ少し暗い。
そこからどしどし歩いてぱっと時計を見ると10時やけど太陽の感じとかは日本の8時ごろの感覚。
やから朝歩く方が涼しくて絶対にいい。

これが日の出。

これは一本ポツンと立っている木の感じがすごく良い。

これはたぶん雲海。
今日はiPhoneのカメラのグリッド線を地平線と合わせて撮るようにしてみた。
ちょっとうまなってない？

今日歩いているのはメセタと呼ばれる乾燥高原。
歩いているところがメセタっていうのは知ってたけど、乾燥高原ってのは初めて知った。
歩いたからわかるけどほんまに乾燥高原ですね。
高原なんやけど、緩やかな坂道を登ってて気づいたら高原におることが多い。

これなんか結構高いところにおるんやけど、登ってる感覚はゼロでした。
全部こんな道やったら楽やのにね。
この写真はアルベルゲのある村を出てから8キロ先にある1つ目の村の少し手前。
村のさらに奥の方にかすかに風力発電が写ってるんやけど、今日はそこのさらに奥の奥の方まで行った。
やっぱり見えてるところは近いんやね。

あっという間に通り過ぎたぜ。

歩いてる時に変なおっさんに絡まれたりしたけど、何事もなく無事に13時半ごろにカストロヘリスへ到着。
いつもより早くから歩いたからか、歩く体力が大幅についたからかわからないけど、まだまだ歩けそうではある。
アルベルゲは二つ目ぼしいところがあって、スーパーに近い方を選んだらこれが大当たり。
アルベルゲを選ぶ時は、カミーノ（サンティアゴ巡礼）のアプリを参考にしながらGoogle mapで場所と口コミを見て決めている。
カミーノのアプリでは、1泊何€かとか何時から空いてるかキッチンがあるかWi-Fiがあるかなど色々な情報が得られる。
そしてGoogle mapの口コミでは、実際に行ってみた感想などが知れる。
そして今回のアルベルゲは、とにかくオーナーの人がいいと評価されていた。
Google mapで口コミをしてくれた人にオーナーが返信しているのを見て、私も人の良さを確信した。

アルベルゲの近くまで行くと、オーナーが近所の人と談笑してた。
すぐに自分たちに気付いて握手して自己紹介してくれた。
アルベルゲの中を丁寧に案内し、優しく説明してくれた。
男心をくすぐる地下室まであって、庭では焚火をすることもできるようだ。

ここにいる間は自分家だと思っていいよと言ってくれて、施設においても、人柄においても今までで1番のアルベルゲだと思う。

シャワーを浴びて洗濯物を干して14時過ぎ、晩ご飯を買いに行くことに。
晩ご飯はそろそろ節約しないとやばいということで、今日は久しぶりの自炊。
スーパーに近いところを選んだけれど、スーパーまで遠い遠い。
しかも街が斜面に建てられてるので移動するのに坂道を通らなければならなかった。
とりあえずスーパーの近くのバルに行く。
ビールとピンチョスを頼みたかったのだが、ピンチョスはないらしい。
ここ数日はピンチョスなしが多い気がして、ちょっと物足りぬ。
自炊の日でたらふく食べられない日なら尚更だ。
スーパーは14時〜17時は閉まっているようだったので、17時過ぎに出直す。

今日の献立は和風スパゲッティ。
醤油とだしの素を日本から持ってきていて、アルベルゲにある程度の調味料が揃っているのでスパゲッティとツナ缶だけ買ってきた。
料理は普段から自炊マンの連れが率先してやってくれる。
なかなかうまい。

食卓で食べようとしたけど、アルベルゲで飼ってる猫が乱入してきたので別のところで食べた。
美味なり。