『君の膵臓をたべたい』 感想
こんばんは
少し前に『君の膵臓をたべたい』を読了しました。
今日は久しぶりに本の感想です。
今日は感想を書くので、ネタにはあまり触れないようにしますが、もし読んでいない人がいれば、このブログを読まないことをおすすめします。
この本は本屋大賞を取る少し前に友だちに勧められていました。
この本のタイトルを知ってからあれよあれよと本屋大賞やら映画化やら名前だけがビッグになり続けていました。
映画が公開されて、金曜ロードショーで放送されて、それを録画したときに初めて読もうと決めました。(まだ映画は見ていない)
最近読んだ小説は、『人間失格』や『火花』といったどちらかというと起承転結の動きを感じにくい物語でした。
しかし、膵臓はそうではなく、起承転結がはっきりとした小説でした。
だから読みやすく、読んでいてとても楽しかったです。
『君の膵臓をたべたい』というタイトルは初めて聞いたときにわけわからんタイトルやなぁと思っていて、その第一印象のまま読むことになりましたが、その疑問はすぐに解消されました。
と思うと、読み進めていくうちにあれ、こういう意味もあったんか!みたいな感じになりました。
でも、拙者は実は結末を知っていました。
というのも、高校時代の性格の悪い友達が先にネタバレだけをしてきたからです。
物語が進むに連れて、あぁこういう結末なんやろなと思いながら、友達を少し恨みながら読んでいる拙者が悲しくて、物語はあまり頭に入ってきませんでした。。。
でも最後の手紙は感動しました。
しかし
袖を濡らすことはありませんでした。
これは拙者の心がサビているからなのか、ネタバレされたことが尾を引いているからなのかはわかりませんが、
録画した映画を見て泣けたらいいなぁと思う拙者でした。
ではまた明日。