新たな風吹く季節
こんばんは
拙者は今までどの季節が好きかと聞かれると必ず夏と答えていました。
夏は青空がきれいで、海に行っても川に行っても水が気持ちよくて、みんな肌が焼けて小麦色になり、木々や田んぼの美鳥が風に揺れているあの感じが大好きだったからです。
今考えてみると、夏だけでなく夏が好きと言っている自分も好きだったような気がします。
最近になって拙者は春が好きということに気が付きました。
春は出会いの季節。
去年は高校卒業から大学進学と全く新しい環境に進むことになった春でした。
そうなるともちろん新しい人との出会いがあり、とてもわくわくします。
その新しい自分の背中を押すようにきれいに咲いている桜がとても最高なのが春です。
春という季節は寒い冬を超えてやってくるもの。
山で冬眠している動物も暖かくなりだしたこの時期に動き始める。
拙者は中高と剣道部で、冬場の稽古は床がとてもとても冷たく、足の感覚がなくなるほど冷たいものです。
それが春になると、冷たく苦しかった環境から解放されて動きやすくなります。
そこで拙者がよく思い出す光景は、少し暖かくなってきたこの時期の新たな風が吹く剣道部の光景です。
道場の中に桜の花びらが入ってきたり、2年ほど前の話ですが、忘れられない景色です。
今年の春もしっかり堪能したいと思います。
それではまた明日。