「あなた」の心の中で生き続けたい

感じたこと経験したことを「あなた」に知ってもらうためのブログ。

悟りも開きそう。 día31 〜サンティアゴ巡礼の記録〜

こんばんは


ただいま19時54分アルベルゲの併設のバル。
私はバルのカウンターの高い椅子に座るのが好きで、今日は1人でそこでビールを飲みながらブログ書きます。

今日はパラス・デ・レイ〜アルスーア(Palas se Rei〜Arzua)

今朝は6時半ごろに起床。
というのも、今日は29キロの予定だったので、いつもより早くに出ようと思っていたからだ。
にも関わらず、昨日のアルベルゲは夜の22時過ぎても騒がしくて寝付くのに時間がかかった。
アルベルゲを出るのはおそらく一番最初でとても気持ちが良かった。
そのままカフェテリアへ。

朝はとても歩きやすいので、朝早くに出ると気持ちよくたくさん歩ける。
そのまま気持ちよく歩き続けること約2時間。
メリデ(Melide)という大きめの街に到着。
終盤戦は本当に小さな村か大きな街かに分かれている気がする。
そこのバルに行って、休憩がてらオレンジジュースとケーキをいただく。

めっちゃ美味なんやけど、一つだけ贅沢を言うとしたらもうちょっとだけジュースを冷たくして欲しい。
でも、搾りたての100%だからこの温度なのだと思うと仕方がない話ではある。

ここ数日は坂道とか特に気にならなくなってきた。
ある種悟りのようなものを開いている気もしなくはない。
歩く道に関して、しんどいとか楽ちんだとか考えなくなっている自分がいる。

それと、歩く日数が指で数えられるくらいになったあたりから、自分の日数の計算がおかしくなってきている。
巡礼はその日の目的地と次の出発地が同じ。
だから私的にはその日の目的地に着いたら、次の日の出発地を出て歩き始める準備ができていて、歩いたも同然のように思う。
要するに、その日の目的地に着いたら、次の日は歩いたも同然ということ。
これは連れに話しても全然理解されないし、自分でも都合のいい解釈だと思う。
ただ、昨日のブログに、「明日が一番の山場」と書いたが、一番の山場は実は昨日で、今日は最後の出発地点であるアルスーアに着いているので、私的には歩いたも同然なわけだ。
意味はわからないだろうけど、峠は越えたことは確か。

朝早く出たかいがあり、今日は13時半ごろにアルベルゲに着いた。
オレンジジュースを飲んでからほぼ休憩なしで歩いた。
アルベルゲのオーナー?というか、併設のバルの店員さんはとても優しい方だった。
私の良いアルベルゲを見つける目はやはり間違ってなく、今日のアルベルゲは今まででいちばん綺麗だった。
10€であることが信じられないほどに。

ベッドが仕切られてるのは画期的!

晩ご飯はパスタを500gで2つ作り、持っていた食材を消費した。
やはり昨日は料理ができないほどに精神的にしんどかったんだなと思う。
今日はなんの問題もなく作れて、お腹いっぱいになったし、いい一日だった。

明日はとうとう巡礼生活最後の日。
まだ着かんけど。
この1ヶ月続いた生活が終わるのはやっぱり嬉しいような、寂しいようなそんな感情。
明日33キロ歩いて私は何を思うのだろうか。

今日はようわからん内容やったけどこんな感じで。

今日の歩数は43399歩。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Compostela)まで残り39.1キロ。
それでは。