マイノリティ社会文化論
こんばんは
金曜日は拙者の好きな授業の日。
1コマ(8時45分)からで大学生からすると結構早いけど頑張って起きます。
この授業のときだけは主体的に?起きようと思える。
それくらい好きな授業で、大学に入って初めておもしろいと思った授業です。
その名もマイノリティ社会文化論
この授業は社会に潜むマイノリティの問題、例えばジェンダーや人種などについて、先生から軽く説明があったあとに、与えられたテーマに沿ってグループごとに議論して発表するというものです。
今まで拙者が受けてきた授業は、
- そもそも先生から与えられる情報が多すぎて受け身になっていた。
- なんなら先生が90分間話し続ける授業も多かった。
- 生徒が受け身になるがゆえにいざディスカッションするとなってもディスカッションする空気にならない
ことが多かったです。
しかし、この授業はとても雰囲気がよく、受け身だという感覚が本当にない。
ディスカッションがしやすい。
しかも、そのディスカッションのテーマには答えなど存在しないし、一つの結論を導き出すことは簡単なことではないので、先生が「まとまってなくても全然いい」と言ってハードルを激低に設定してくれる。
そう、先生が優しい、先生がめちゃめちゃいい。
その先生は日本でずっと教授をしていたわけではなく、教授として行っているのか生徒として行っているのかよくわからないが、海外のいろんな大学を渡り歩いている。
アメリカの大学では、先生は答えを教えてくれない。
先生は生徒にたくさん質問を投げかけて授業をする。
だから僕も君たちにいっぱい質問をする……みたいなことを言っていました。
拙者は今までコミュニケーション能力は傾聴力のことだと思っていて、それを大切にしてきた節はあります。
でも今日の話を聞いたときに、もしかしたら、コミュニケーション能力は質問力のことなのかなと思いました。
コミュニケーション能力は一概に「これ!」と言えるものではないと思いますが、質問をする力って相手が深く考えるためにも自分が多くを知るためにもかなり重要なことですね。
質問する力を身につけるために、今読もうと思っている5冊を読み終わったら質問力に関する本を読んでみようかな。
マイノリティ社会文化論
この授業は拙者に多大な影響を与えてくれた授業でした。
研究は環境に関することをやろうと考えていたのですが、それも覆りそうです。
というか、そんなもの全然興味がなくなるくらい、興味がそそられる分野の授業でした。
来週締め切りの最終レポートがあるので、それに向けて頑張ります。
それではまた明日。