スタート地点に取り残される感覚
こんばんは
世界陸上真っ只中ですね。
日本人短距離選手は3人準決勝に進出しましたが、決勝には進めず、、、という結果でしたね。
特にサニブラウン選手は決勝進出を期待されていたなか、スタートで出遅れてしまい、5着という結果に終わってしまいました。
スタートが出遅れてしまった理由として、「スタートの号砲が聞こえなかった」とのことです。
拙者は中学の頃は割と走るのが速い方でした。
それで中学3年の頃の運動会の100メートル走は自分よりも速い人がいるのはわかっていましたが、熱い気持ちで望んでいました。
予選は学年ごとに、1レース8人が3組で、各組の上位2人と3着以下の人でタイムの上位2人が準決勝に進めます。
準決勝は各学年8人ずつが3組で、各組の上位3人が決勝に進めます。
予選は2位で通過し、難なく準決勝に進みました。
しかし、準決勝
スタートダッシュを意識しすぎてフライングを2回連続でした人が同じ組でいました。
もちろん2回とも止められて仕切り直し。
でも3回目。
その人は同じようにフライング気味でスタートしました。
拙者は、また止められて仕切り直しかな、と思ったときには、スタート地点で一人になっていました。
おそらくこの間0.5~1.0秒くらいなのですが、とても集中していたので、時間はとてもゆっくり流れていました。
そしてもう前に走っている人がいて、自分も走らざるを得ない状況。
あの光景は拙者にしては珍しいことに今でも脳裏に焼き付いています。
結果は、そのフライング気味の選手が3位に食い込んで決勝へ。
拙者は怒涛の追い上げ虚しく4位か5位で終わりました。
うまくスタートを切れていたら決勝へ進出できたなんて保証はありませんが、とても悔いが残る100メートル走でした。
おそらくスタートで遅れたサニブラウン選手も、気づいたらスタート地点に1人だったことでしょう。
おそらく拙者が感じたよりももっと時間の流れはゆっくりだっただろうし、拙者よりももっと悔いが残る一線だっただろうと思います。
この悔しさをバネに、東京五輪では決勝に進出してほしいですね。
それではまた明日。