「あなた」の心の中で生き続けたい

感じたこと経験したことを「あなた」に知ってもらうためのブログ。

ようやく表が終わり día16 〜サンティアゴ巡礼の記録〜

こんにちは


ただいま17時09分アルベルゲのベッドの上。
今日のアルベルゲはとても綺麗で一段のベッドです!

今日はフロミスタ〜カリオン・デ・ロス・コンデス(Fromista〜Carrión de los Condes)

朝は7時半ごろに起床。
というのも今日の移動距離は20キロで時速5キロで歩けば4時間で着くからだ。
8時に出ても12時に着く。
ゆっくり準備をして出発。
靴下だけ乾いていなかったので、いつも通りバックパックの左側につけて歩く。

すぐにカフェテリアに行き、cafe con lecheとパンを食べる。
私のこだわりとしては、甘いものを食べるときは、cafe con lecheを苦いまま飲み、甘くないものを食べるときはcafe con lecheに砂糖を入れる。
今日は甘いパンだったので、砂糖は入れず。
美味なり。

今日の道は

ひたすらこんな感じ。
平坦だしまっすぐ行くだけ。
今日の移動で曲がった記憶がない。
いつものように高原を歩いている感じがしない。
でも周りに高い山などが見えないので、やっぱり標高高いんやろなぁ。

普段は身体の左側に見える太陽がなぜか背中側にある。
いつもと違う方角を歩く日なのだろうか。
靴下は乾くかな。。。
それにしても今日は少し寒い。
体温調節のために服を脱ぎ着することなく目的地のカリオンに到着。
ずっと砂利の道を歩いていたせいか、道路を渡るためにコンクリートの道を歩くと少し柔らかく感じる。
変な感じやけど心地は良い。

1人で歩くことのメリットとして、何も気にすることなく自分のペースで歩けること。
連れがいてもペースを気にしたことなんてないんやけど、なんか「歩いてる感覚」になる。
でも1人やと「あ、今歩いてたんや」みたいな、頭の中で色々考えてるついでに歩いてる感覚になれる。
それはすごく居心地がいい。
ましてや今日のような平坦な一本道。
すごく落ち着くよね。

道路沿いは嫌いなんやけど、最近は一つ楽しみがある。
それはトラックの運転手に手を振ること。
そもそもスペインの運転手は巡礼者のことをめっちゃジロジロ見る。
手を振ったら4台中3台はクラクションを鳴らすなり、手を振り返すなり反応をしてくれる。
たまにトラックの運ちゃんから先に自分たちにクラクションを鳴らしてくれることもある。
みんなサングラスをかけてごつい体型をしてるけど、可愛いとこあんねんで。
日本やったらどうやろなぁ。
日本には巡礼者の概念はあんまりないから、手を振っても無視されるような気がするなぁ。
実はこのことはたぶん11日目のブログで書こうとしてたんやけど、その日はそれどころじゃなかったから書けんかったんよね。
そう、やから最近は道路沿いわりと楽しい。

カリオンには12時半ごろに着いた。
今日は特にいっぱい休憩をとることもなくせっせと歩いてたから思ってたより早く着いた。
ノッてたしね。
でも連れは、早く着いてしまうと思ってゆっくり歩いてたみたいで、13時ごろに着いた。
私は待ってる時間も好きやから全然いいけど、身体は冷えたな。

今日のアルベルゲは修道院
建物の中に入ると、シスターみたいな人が何人かいた。
結構珍しい。
それと19時からミサがあるらしい。
これもそこそこ珍しい。
でも今日は余裕があればミサに参加することにして、18時前からご飯を作り始める。
今日も親子丼。
日本では普通のスーパーやけど、スペインにしてはかなりいいスーパーがあったので、そこで食材を買った。
卵が12個入りしかなかったので、連れに卵を7個使ってトルティージャを作ってもらう。
残った5つで親子丼。
美味なり。
結局キッチンが混み合っていたので、ミサには行けず、、、
まぁこの前参加したしいいか。

今日はこんな感じ。
でも今日は実は一つ節目の日。

巡礼案内所でもらえるこんな紙がある。
このスケジュール通りに進むと33日でゴールできるというもの。
それの表が今日で終わった!
表面は16日のスケジュールだったが、14日で終わらせた。
だから残すは17日(最終日は5キロしかないので実質16日)
そして全体を30日と考えると明日でちょうど折り返しだし、距離的にも明日で半分に達する。
終わりはまだ見えないけど、毎日ちょっとずつ進んでようやく半分。
まだまだこれから!

今日の歩数は32226歩。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Compostela)まで残り408.2キロ。
それでは。